翻訳シャーロック・ホームズ【完全版】
ここでは、「コンプリート・シャーロック・ホームズ」というサイトの紹介をしています。
221B
シャーロック・ホームズ (Sherlock Holmes) は、19世紀後半に活躍したイギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの創作した、シャーロック・ホームズシリーズの主人公である、職業は探偵。
探偵と言えば、シャーロック・ホームズ。その名前を知らない人はあまりいないのではないかと思いますが、 実際に原作や、原作の邦訳を読んだ方は案外少ないかもしれません。 漫画・映画・テレビドラマなどで見たり、「三毛猫ホームズ」とか「名探偵コナン」などの別作品から間接的に知っている割合の方が多いと思われます。
このサイト「コンプリート・シャーロック・ホームズ」を作った方は、シャーロックホームズ作品の大ファンで、多くの方に読んでいただきたいと思いました。
原作は著作権がすでに切れていましたが、翻訳されたものはまだ著作権が残っていたり、訳者によって文章の印象が変わるというものもあったため、なんと!自分で原作に忠実に全60作品を邦訳しなおしたのだそうです。
なにより、ドメインの“ http://www.221b.jp"がオシャレ!
ホームズとワトソン博士はロンドンのベーカー街、“221B”の下宿に住んでいたのです。
↓「コンプリート・シャーロック・ホームズ」
読書ガイド
発表順に読む
コナン・ドイルが書いて、発表した順に読むとすれば、大体下記の順序で読むとそれに近い読み方になります。
この読み方をすると、ストーリー中、前の事件の思い出話をする場面があっても、 必ずそれを読んでいる事になるわけですから、一番自然な読み方です。 難点は、最初の二作が長編のため、初めてシャーロック・ホームズを読んでみようという方には、 ちょっと敷居が高くなるかもしれません。その場合は、最初の二作を飛ばし、「シャーロック・ホームズの冒険〜ボヘミアの醜聞〜」から読むといいでしょう。
著者コナンドイルの好きな作品
著者が、「最後の事件」「第二の染み」という、もうホームズ物はこれで最後、という作品を気に入っているのは面白いですね。
「人物相関図」
シャーロック・ホームズシリーズは、今日で言うところの「読切連載」という形式で雑誌に掲載されました。 このため、毎回のように新しい登場人物が現れますので、ホームズとワトソンを除けば、定番の登場人物は それほど多くありません。しかし、これらの少数の人物は会話の中で、いきなり名前が出てきたりする場合がありますので、途中の作品から読む場合は、覚えておくと便利です。
登場人物紹介
ベーカー街221Bに居を構える私立探偵。興味深い捜査依頼が来ると、報酬を考えずに夢中になる一方、つまらない依頼はどんな高貴な依頼人でも興味を示さない「芸術のために芸術を愛する」捜査姿勢を持つ。 活動的な捜査の反動として、倦怠期が訪れる事があり、こういう時期にはコカインを打ったりする。変装の名手で、ボクシング・フェンシング・棒術・日本の格闘技バリツに通じている。
ジョン・H・ワトソン
アフガン戦争中に銃で撃たれて帰国した元軍医。ロンドン滞在中に友人の紹介でシャーロック・ホームズと知り合い、ベーカー街221Bで共同生活を始める。結婚して同居は解消されるが、その後もしばしばベーカー街にホームズを訪ね、長い友情が続く。シャーロック・ホームズを畏敬しており、事件に同行した際はボディ・ガード役をつとめ、ホームズの生命を救ったこともある。シャーロック・ホームズシリーズは、ほとんどワトソンが目撃した事件を記事にするという形式で語られる。
モリアーティ教授
ホームズと拮抗する頭脳を持つ強敵。イギリス中の悪の総元締めの立場に立つ。 自分では手を汚さず、エージェントを使って悪事を働くため、その存在や役割が警察にも一般社会にも知られていない陰の男である。「最後の事件」でホームズと一対一の決闘を行う。
マイクロフト・ホームズ
シャーロック・ホームズの実兄。シャーロックと同等以上の推理能力を持つが、行動力がなく、体形も肥満気味。 イギリス政府の中で特異な立場を占め、彼なしには政府が機能しないほどになっているが、名誉や金銭欲がなく、 ただの一役人の立場にとどまっている。証拠を足で集める必要がある事件をシャーロック・ホームズに紹介したり、シャーロック・ホームズがピンチの際には助力をしたりする。
ハドソン夫人
ベーカー街221Bの大家。シャーロック・ホームズの階下に住み、訪問客を取り次いだり、食事の世話をしている。生活が不規則なホームズに部屋を貸したために、夜中の騒音や、犯罪関係者がしばしば訪れるという迷惑を蒙っているが、ホームズを尊敬し、時々事件に協力したりもする。
レストレード警部
ロンドン警視庁(スコットランドヤード)の警部。ホームズとはライバルでもあるが、助言を仰ぎにやってくることもある。しばしばホームズに出し抜かれるが、食らいついたら放さないブルドッグのようなしぶとさはホームズも認める長所。
モースタン嬢
「四つの署名」事件でホームズに依頼をしてきた女性。彼女は、不思議な人物から招待を受けたため、ホームズとワトソンがエスコートする。その夜、不気味な館からすすり泣きが聞こえてきた時、彼女とワトソンはしっかりと手を握り合う。
ベーカー街非正規隊
ロンドンの浮浪少年たち。シャーロック・ホームズの依頼に基づき、色々な偵察行動をこなす。ホームズによれば、警官よりも有能な捜査員。
↓「コンプリート・シャーロック・ホームズ」
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