ヨシジのブログ

オーナーシップという生き方をめざして!喘息持ち頭痛持ち高血圧糖尿病の妻とともに、アトピー性皮膚炎・食物アレルギーの三兄弟を育てる男のブログ

日本の危機管理を問う!有事に際し、日本は本当に国民を国土を守れるのか

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小説(フィクション)なのに超リアルな作品👀‬

 

‪上巻

原子力発電所が並ぶ敦賀半島沖に北朝鮮🇰🇵の潜水艦が漂着した。武装した特殊部隊11名が密かに上陸、逃走する。彼らの目的は何か?‬
‪未曾有の事態に政府はなす術を失い、責任のなすり合いに終始する。

砂上の楼閣のごとき日本🇯🇵の危機管理を問う!
‪最新情報を盛り込んだ完全版!‬

 

下巻

北朝鮮🇰🇵兵士の容赦なき殺意の前に犠牲者が続出。首相はついに自衛隊の出動を決断する。北朝鮮からは新たな潜水艦が領海に侵入。米国🇺🇸、中国🇨🇳、韓国🇰🇷、台湾をも巻き込んで、極東の危機は一触即発の臨界点へと達する。

有事に際し日本🇯🇵は本当に国民を、国土を守れるのか!

 

 

誰も宣戦布告をしていないのに、なぜこんな事態になっていくのか?

 

活字はどうも苦手という方

YouTube でもどうぞ

設定は若干違いますが問題提起にはよいです

 https://youtu.be/xDb6gRxpYo8

 

〜本文より〜

敦賀半島水晶浜
「あれは……」
言葉をなくした健一に、遥も海の上に目を凝らした。
暗黒の空間に、巨大な黒い塊が浮かんでいた。遥は空気をいっぱい吸い込んだまま動けなかった。鳥肌が全身を被った。健一の口から洩れたのは、消え入るような言葉だった。「これぇ、潜水艦でねえんか…」

 

午前6時
岡田警備部長を自宅でピックアップしたパトカーは、北陸自動車道を緊急走行していた。
「水晶浜は、あの道で行くのか?」
「はい、あれだけです」
「あれだけ?」
「他に道は無いのか?」
「東側にも海岸通りがありますが、後はけわしい登山道だけです
岡田は佐田交差点の上に掲げられている看板に目を見張った
《美浜原電↑》
矢印は、ちょうど岡田たちが向かう県道33号線を指していた。
「あの"美浜原電"というのは?」
「ああ、美浜原子力発電所ですよ」
「どこにあるんだ」
「すぐそこですよ。水晶浜の少し先にあります」
地元高校出身の機動隊員は 、まるでスポーツジムの場所を教えるかのように言った。
なんてことだーーー。

 

敦賀半島

「イチから各小隊、よく聞いてくれ。命令が変更され、射殺命令が解除された。繰り返す、射殺命令は変更された。相手が発砲するまで待て」
葉山はその言葉を絞り出すように言った。葉山は情けない気持ちで一杯だった。これでは作戦全体が狂ってしまう。誰がそんな馬鹿な命令を下したんだ――。
「2、了解。射殺命令の解除を確認」
その直後だった。ペレスコープで前方を捜索していた陣内の甲高い声がイヤホンに入った。
「7から2、前方、右方向に、不審者の姿を確認!」
「2から7、さらに情報を送れ!」
「7から2、迷彩服の男です。マルケーに間違いなし!照準許可を下さい!」
「1から7、どうして一人で動いた!戻れ!」
マルケーです!今、スコープに捉えています」
「ダメだ!射殺命令は解除されたんだ」
「7から1、不審者が肩に何か長い筒のようなものを抱えています!先は丸くなった…」
「何だそれは!?何が見える?」
「こっちに向けて…」

 

 

 


相手はRPG7戦車砲(秒速500m射程距離1,500m)f:id:warmheart0159:20171106095043j:image、こちらは自動拳銃で対峙した時に、相手が発砲するまで打つなとかあまりに理不尽…
専守防衛」という被害を前提にする防衛戦略では立ち行かないでしょう
僕も戦争は嫌だ、戦争はしたくない。
ただ、「戦争反対、戦争はしない」ということで平和は守れるのだろうか?